インタビューリレー「物流企業はいま!」

人手確保進むも業容拡大でなお不足感。トラックショー、メーカー比較でき有意義

物流企業トップに聞く ~物流企業はいま!(2)~
ILRS-NEWS Vol.399

 

(株)バンダイロジパル 馬場範夫 社長

― 御社にとっていま最も重要な経営課題は何か。

(馬場社長) 人手不足が最大の課題。ドライバー、庫内作業、事務職含めすべての業務、エリアで不足している。働き方改革により、一人の働ける時間が短くなったことが、よりその状況に拍車をかけている。この状況を解消するために、時給・給与の見直し、職場環境の改善などを行うと同時に採用に関して、従前は新卒・本社業務は本社人事が、拠点・現場は各拠点・営業所が行っていたが、地方拠点・営業所を含め本社人事が採用にかかわり、全社挙げて採用活動を強化している。その成果もあり、人手の確保は徐々にではあるが進んできている。しかし、グループ各社の業容の拡大、当社への要望の増大などから、確保は進んでも、不足感が低下しているとは言えない状況である。

― 昨年の運送約款の改定に対して御社はどのように対応したか。

(馬場社長) 約款の変更届は完了している。標準約款を使用しており、待機時間料等の請求を行うことは可能となっているが、実際に請求を起こした実績は、今のところない。現在は恒常的に長時間待機が発生している納品先に対して、待機時間の短縮を依頼するに留めている。当然それでも改善が見られない場合、拘束時間の適正化の問題もあり、待機料の請求等も必要になると考えている。それ以上に、弊社に集荷に来られたトラックを1時間以上待たせないための仕組み作りが、待った無しの状況となっている。グループ各社を始めとして、荷主の多くが波動の大きな業種であり、また「手積・手卸」が主流のため、積み降ろしに時間がかかり、台数がまとまった場合、長時間の待機を結果としてお願いしてしまうことが散見されている。パレット・カーゴの活用、予約システムの有効利用などの対策を進めて行く。

― ジャパントラックショー2018に期待することは。

(馬場社長) トラックメーカー4社が一堂に会して、各社の技術・設計ポリシー・スペック・サービス等を比較・検討できる場があるのは、我々トラックユーザーからすると大変ありがたい。また、トラック本体ばかりではなく、その周辺のサービスやパーツなど困っていることに我々が気付いていないようなことの展示や紹介もあり、トラック寿命の延長や整備コストの削減に貢献する技術など、大変有意義な場ととらえている。今後もぜひ続けていただきたい。応援していきたい。
(聞き手:葉山明彦)


株式会社バンダイロジパル
東京都葛飾区東四つ木4丁目42番5号

代表取締役社長 馬場範夫
ホームページ http://www.blpinc.com/

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配信頻度:不定期
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