徒然日記

『望まない孤独』とは

2021年4月28日

『徒然日記』 


「緊急事態宣言」や「STAY HOME」などがあって、今年の「GW」はあまり注目されていません。土日と祝日が重なっていなかったので「振替休日」が有りませんので、慎ましやかに「5月1日から5日の『5連休』」です。

それでも毎年言われることですが、休日の合間の6平日に有給休暇を取ると、「4月24日(土)から5月9日(日)の<16連休>になると言うことですが、皆さんの中に「この16連休」を実践されておいでの方はいらっしゃいますか?おいででしたら、今頃は「優雅な海外旅行」にお出かけだと思います。

しかし今年は、「新型コロナ騒動」で、「海外旅行は一寸ね」と言う方がほとんどではないかと思います。

そのようなことですが、4月30日(金)1日有給休暇で「7連休」。5月6日(木)7日(金)休むと「9連休」ですので、こちらを実行される方はおいでだと思います。

そうした環境の中での私ですが、「老人は出歩かないで」とか「東京には来ないでください」などの厳しい要望があるので、ほとんど我が家で過ごしています。

「それではあなたは孤独に苦しんでおいでではないですか?」と問われますと、単純単細胞者ですから「えっ!私は孤独なの?」と思ってしまいます。要は「孤独を意識していない」ということです。「何故だろう?」と考えてみました。その理由の第一は、いま書いたように「単純単細胞」から来ていると思います。言い換えると「ノー天気」なので「孤独」を意識したり考えたりしたことがないということです。

例えばいま、この原稿を書いています。書き上がると「クッキー編集長」に渡して「ILR&SNEWS」に「徒然日記」として載せていただいています。読んでくださる方がいらっしゃらなくても、自分では「皆さんとつながっている」という思いがありますので「孤独」を感じません。

さらに、居住している団地の、ある会の役員をしています。かかる情勢下ですので、集まっての会議はできませんが、時折<Zoom会議>をしていますので、仲間との共同意識があります。そして、社会問題にもなっていますが「各種SNS」を通しての情報交換があります。有難いことに「褒め言葉は受け入れ、けなし言葉は捨て置き」ますので、心は常に平穏です。

・・・と、ここまで、極めて「唯我独尊的な思い」を書いてきたところで、このような情報に接しました。

【新型コロナウイルスの感染拡大で孤独・孤立問題が深刻さを増す中、政府は内閣府に孤独・孤立対策室を設置し、支援策の検討を本格化させる。「孤独や孤立問題への対応の強化と、増加する自殺者対策を最重要課題と位置づけた。】と言うことで、菅義偉首相らが出席して、政府が緊急フォーラムを開催しました。

関係団体からは、政府に官民連携の強化などを求める声が上がっており、例えば、あるNPO法人の代表は、「運営する24時間チャット相談窓口に今年1月以降、連日200人以上から連絡が入る現状を紹介し、相談内容はドメスティックバイオレンス(DV)や生活困窮、自殺願望など多岐にわたる」と言う現状を話されました。相談者に共通するのが「孤独」だということです。同代表は『(問題の)源流にアプローチする政策をとって欲しい』と首相らに訴えました。

そのようなことで、この「緊急フォーラム」で浮かび上がった問題は「孤独」でした。

私が勝手な思いを書いたことを反省しつつ「孤独の定義」が必要であると云うことを強く認識しました。

そのことについて、 私が何度も参加している、鈴木宗男議員主催の「東京大地の会」に、お顔出しされていた、ご長女の鈴木貴子議員が、「自分は、孤独感にさいなまれた経験を持つ」と言う経験から、若手議員に呼びかけて、「望まない孤独」と言う新しい言葉を作って、その問題に対する研究会を発足させました。

実は、父親である鈴木宗男議員は、「NGO疑惑」などで逮捕収監されましたが、鈴木貴子議員は、当時高校1年生でカナダの高校に留学中でした。しかし、父親が逮捕されたと言うことでバッシングを受け、大変つらい思いをしましたが、幸いに寄宿していたご家族が優しく接してくれたため「自分の居場所があるという安心感で救われた」そうで、その経験が、今回の発想につながったと言うことです。

父上鈴木宗男議員については、何度も参加している会でのことから、お人柄は理解しています。かの疑惑事件のことを書き出すときりがありません(「ソーリ!ソーリ!」で有名になったあの方に「疑惑の総合商社」というキャッチフレーズをつけられましたが)ので控えますが、公民権を回復されて以後政界で活躍されています。

と言うところまできましたが、一寸待ってください。私は「毎日がG・W」と言う楽しい話を書くつもりでしたが、随分と違う方向に行ってしまいました。しかし、「孤独」の話しは、さらに重要な「解決しなければならない課題」であると思い、「たまには良いことを書いているな」という思いで書き終わりました。

「衣・食・住」の備えがまずは基本だと思いますが、「悩みを、安心して相談できる組織、相手、仲間、友人、知人」の存在、言うなれば「私には居場所がある」の思いが孤独からの救いとなることを再認識しました。「安心して貰える受け皿」。「私にそのキャパがあるかな?」改めて思い返しています。

著者プロフィール

小泉武衡

職歴
 元 寺田倉庫株式会社 取締役


1964年より「物流業」に携わり、変化する“各時代の物流”を体得するとともに、新たな取り組みとして「トランクルーム」や「トータル・リファー・システム(品質優先ワイン取扱い)」事業に力を入れてきました。さらに、営業・企画・渉外・広報棟ほか、倉庫スペースを利用した「イベント事業責任者」などを歴任し、旧施設の新たな活用、地域開発、水辺周辺の活性化に尽力してまいりました。

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