フェデックス DELに自動化貨物ハブ 1.5億ドル投資
Daily Cargo 2026年9月1日掲載
フェデラルエクスプレスコーポレーション(以下、フェデックス)は8月25日、インドのデリー・インディラ・ガンジー国際空港(DEL)に、完全自動化した航空貨物ハブを開発すると発表した。新施設への投資額は約1億5000万ドル(約240億円)。国際貨物のゲートウェー業務と集配業務を1つの施設に集約し、貨物処理能力を現在の毎時600個から5000個へ8倍超に引き上げる。需要に応じてさらに拡張できる設計とする。稼働時期は明らかにしていない。
新施設は、DELで空港運営大手GMRエアポーツ(旧・GMRエアポーツ・インフラストラクチャー)が開発する「GMRカーゴシティ」に設ける。施設面積は約23万平方フィート(約2万1400平方メートル)。高度な自動仕分け機や最新世代のX線検査装置、セキュリティーシステム、先進的な貨物取扱技術を導入する。貨物処理の迅速化と業務効率の向上を図るとともに、輸送ネットワークの強靱化やサービス品質の向上につなげる。
GMRカーゴシティは、物流関連事業者を集積する50エーカー(約20ヘクタール)規模の貨物・物流拠点。開発可能面積は約150万~200万平方フィート。第1期では約30エーカーに約100万平方フィートを開発する。詳細設計を完了し、準備工事に着手しており、建設工事も近く開始する予定だ。
フェデックスはDELを国際ゲートウェーとして長年活用してきた。GMRカーゴシティへの新ハブ整備を通じ、インド北部・東部と世界各地を結ぶ輸送網を一段と強化する。
カミ・ビスワナタン中東・インド亜大陸・アフリカ地区社長は「インドは当社の世界的な輸送網における重要市場で、北部・東部は同国の貿易拡大や経済機会の創出で重要な役割を担う。今回の投資は、インドへの長期的な信頼と、変化する貿易需要を支えるために必要な輸送能力・機能への投資姿勢を示すものだ」とコメントした。
国際物流のニュースを毎日お届け!
⇒ http://www.daily-cargo.com/
