徒然日記

長生きの秘訣は?

2020年1月22日

『徒然日記』 

 


101歳を迎えたアメリカ女性が「長寿の秘訣は?」と聞かれて、「たくさんお酒を飲むことです」と答えたそうです。自他共に認める「呑兵衛」は、その答えを聞いて嬉しくなりました。しかしそのインタビューの続きを読んで、がっかりしました。彼女は「毎晩グラス一杯の赤ワインをたしなむ」でした。

早速、調べてみました。「グラス1杯のワイン」ってどれくらい?答えが、どこかの本にありました。1本750mlのワインボトルから注ぐ量は<6杯>(126ml)が適量だそうです。でもいちいち計量カップに注いで調べるのでは、興ざめです。で、その“どこかの本”には、「ワイングラスの一番太いところより指一本分下までの量」とありました。しかし、世の中には、「1L以上の容器」など、ワイングラスも様々有りますので、結論的には、飲む人の「いい加減(良い加減)」に任せた方が、おいしい雰囲気になると思います。

レストランなどで、店員さんが見事に、6人分を一度で「ピタリ」と注いでいる光景を、時々目の当たりにしますが、あれも「職人芸」なのでしょうね。

「職人芸」で思い出しました。魚河岸のベテラン魚屋さんは、鮭の切り身などを寸分違わず「同じ目方」に切り分けられるそうですから(TVで実演していました)、上には上が有ると言うことです。

あれっ!?私はなんの話をしていたのでしょうか?そうでした「長寿の話し」でした。

話題を本論に戻します。さらに別のインタビューでは、109歳の誕生日を迎えた女性は、「長寿の秘訣は、男性を避けることです。問題ばかり引き起こす人たちですから」とありました。ここだけの話ですが、その“問題”から思うに、我が家のもう一人の住人などは、「折り紙付きの、長生きできない人」になっちゃいますね。自戒して、問題を引き起こさないように気をつけます。この文章をお読みの男性諸氏も、私と同じ反省点に立って、しっかりと将来を見つめ直してください。

別の方ですが、108歳になる女性は「毎日腕立て伏せを100回している」そうです。昔、外国人の小さな坊やが、それこそ「何千回も腕立て伏せ」をしている画像(ギネス公認)を見ましたが、「腕立て伏せ」を1時間続けた合計数を競う世界記録に挑み、ギネス記録を達成した方は、なんと合計2682回の「腕立て伏せ世界新記録」を打ち立てたそうですが、これは2年前の記録ですから、現在ではさらにこの記録は伸びていると思います。しかし、「腕立て伏せ」だけから判断したら、その方は「仙人級」になっちゃいますね。それでしたら、私も<100回>の実績がありますので、「人生100歳時代」では、もしかしたら、「オーバー100エイジ」の可能性があるかもしれません。さらにここだけの話ですが、「ゴルフのスコア」では、昔から<オーバー100>を達成しています(次元が違う!比較にならない!・・・すみません)

さらに嬉しいことに、「働き続けることが元気の秘訣」とおっしゃっておいでの方が、多くいらっしゃると言うことです。この件に関しては、私はこの「徒然日記」を書いていることが、「働き続け」だと思っていますので、私の寿命は「クッキー編集長のさじ加減」にかかっているともいえます。編集長よろしくお願い申しあげます!

ということですが、「老年学研究者団体(GRG)」という団体があるそうで、その記録によると、「ギネスが認定した世界最高齢長寿者」は、フランス女性で、なんと<122歳164日>だったそうです。ちなみに「日本一」は、昨年4月に亡くなられた女性で、<117歳260日(世界第3位>だそうです。

ということですが、これまで登場された方は皆<女性>でした。ちなみに「男性No.1」は、日本男性で、<116歳54日>ということです。

長寿というと、私の世代では有名な「泉重千代さん」がおいでです。ギネス登録で<120歳>とされていましたが、「兄の戸籍と混同された」など、「どうも~?」ということで、残念ながら記録から抹消されてしまいました。

しかし、泉重千代さんはしばしばマスコミに登場し、話題満載でした。呑兵衛の視点から申しあげますと、その重千代さんは、「70歳とされる年齢の頃から黒砂糖から作った黒糖焼酎のお湯割りを50年以上(?)愛飲したとされ、医師から控えるようにと言われても晩酌を欠かさなかった」そうです。「毎日のように訪れる見物客にも、その黒糖酒ふるまっていた」と言われていました。機知に富んだことをおっしゃっておいでで、「理想の女性は?」という質問に対して「年上の人」と答えるなど、当意即妙の会話も話題を呼びました。

冒頭に「赤ワイン1日グラス一杯が長寿の秘訣」と言う話しを書きましたが、<泉>⇒<小泉>の流れにすがりつつ、「干支が一回りしての<子年>」。本日もこの原稿を、令和で初めてのめでたいお正月(31日までは該当)なのだ!」と、妙な理屈をつけて、「沖縄泡盛」のオンザロックを飲みながら書いています。

そして、もうお一人同姓の「小泉進次郎環境相」に、1月17日、第一子誕生のニュースがありました。そこで、「ご子息、22世紀まで長生きしてください」の願いを込めて、長寿のお酒をもう一杯飲みます。

 酒飲みの「飲む口実」は“無限“だそうですが、その話題はまた「一杯飲みながら・・・」!?

著者プロフィール

小泉武衡

職歴
 元 寺田倉庫株式会社 取締役


1964年より「物流業」に携わり、変化する“各時代の物流”を体得するとともに、新たな取り組みとして「トランクルーム」や「トータル・リファー・システム(品質優先ワイン取扱い)」事業に力を入れてきました。さらに、営業・企画・渉外・広報棟ほか、倉庫スペースを利用した「イベント事業責任者」などを歴任し、旧施設の新たな活用、地域開発、水辺周辺の活性化に尽力してまいりました。

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