徒然日記

来た 見た 打った

2021年6月23日

『徒然日記』 

(コロナワクチン接種奮戦記)

連日のように「コロナワクチン接種」の話題が、大きく報道されています。この<ILR&S-News>をご覧の皆様の多くは「65歳以下」だと思いますので、「接種騒動」に巻き込まれるのはこれからだと思いますが、「職場接種」や「大規模接種」が始まったようですので、ご参考になるかどうかは置くとして,何かのお役に立てればと,「超高齢者:私」の経験談をお話しします。

「来た,見た,打った」。カエサルの心境で,ご報告します(いささか「オーバー」!?)。

まず、私の住んでいる「横浜市」では、「ワクチン予防接種」の対象者数は、「80歳以上:約34万人。75~79歳:約19万人。70~74歳:約25万人。65~69歳:約19万人。合計:約97万人」となっています。

追加ご説明しますと、「横浜市の人口は377万6千人。市民の1/4が「65歳以上」で,「高齢者数日本一!」です。

論旨を「表題」に戻します。

4月24日日に「クーポン券」(新型コロナウイルスワクチン接種券)が届きました。それを受けて,申込み開始の<5月3日>ジャスト9時にパソコンからアクセスしましたが,つながりません。電話申込みもダメ。1分間に200万回アクセスがあったと云うことでした。なんと「対象者34万人の<5,882倍>」と言うことです。そのようなことですが,その中で<2,588人>の方が予約できたそうです。どなたでしょうか!?偉い方とか?

私は、次の12時にもう一度。繋がらず。その次は15時にと言うことで、チャレンジしましたが、【ワクチン接種 予約受付の中止について】というお知らせが出てきました。

そして今後の、予約再開の見通しの発表は、「5月4日(火)午前9時を予定しています。予約再開は、早くとも5月5日(水)以降となる見込みです」と言う事でした。

そしてその、5月4日9時の発表。「5日、9時から受付再開。市は対策として、新たにサーバーを設置して最大600万回のアクセスに耐えられるようにする」

と言うことでの翌5日。助っ人の娘の協力得て、チャレンジすること2時間。ようやく「5月下旬に第一回目、3週間後の6月に第二回目の予約票」が取れました。

「予約できたのは<1/7>」という報道がありましたので、「腕が良かった」と思いました。

そして、接種前日に「横浜市 新型コロナウイルスワクチン接種予約受付システム」より確認メールが入りました。【新型コロナウイルスワクチン接種予約受付システムから接種予定がせまったため、登録いただきましたメールアドレスに確認のメールをお届けいたしました】という「接種会場からの案内」でした。「当日、密な環境を避けるため、予約時間に会場へお越しください」との但し書き。「ワクチン種別:ファイザー」とありました。

そして当日。

『何か凄いことをやりにいく気分』(カイサル級?)で出掛けました。仰せにしたがって,予約時間の15分ほど前に指定場所:区の公会堂に到着。まずは、公会堂のエントランスに、間隔を置いて並べられた椅子で指定時間まで待機。

時間が来て,間隔を置いて整列順番で検温。入り口で、「本人確認」と持参品に漏れがないかの確認があって、番号札を貰って公会堂へ。607席という客席の椅子に座って,順番待ち。表示板に番号提示あって事前調査。まずは「質問事項を書き込んだ予約票」の確認。担当の先生にいつもの通り「今日は酒飲んで良いですか?」「No.!」。やっぱりね。「風呂は?」「OK」。そして、接種場所へ。

何故か痛み感じず。「鈍感ですか?」「そんなことありません」。終わって、「退出許可時間」の書かれたステッカーを貼られて「経過観察用の客席」で待機。15分の「様子観察」。変化(副反応)無しで解放される。それにしても,先生、看護師、その他の関係者など,かなりの人数の関わり。会場使用料もあり,勿論「ワクチン代」がある。全部「国費」だそうですので、「消費税増税」(22%ですって!?)の噂に「現実味」感じる。

当日は、注射跡の皮膚に鈍痛が残り,左腕を下にして寝ることを控えましたが。翌日は大丈夫。

その後も「副反応」は出ませんでした。

ところで、何人かの知合いから「2回目の接種のあとの方が“副反応”が強く出る」と脅かされて,3週間後。「第2回目接種」へ。

前回は「ワクチンが注入された」という実感がありましたが,今回は「注射時の痛み、まったく感じず,接種も瞬時に終了」。立ち会い先生の曰く「看護師さんの腕が良い」。で「様子観察」時間前に解放されて,無事接種完了。

そして、この原稿を書いているのが、二度目の接種後約10日。現時点では「別段問題なし」。

さらに、接種の効果が出てくるのが2~3週間後からとか。次の「徒然日記」を無事書けることを願っています。

その接種会場で感じたことですが,接種を受けに来ている方はほとんどがかなりの高齢者(私含む)。その中に「車椅子の方」「杖をついて歩行のおぼつかない方」「付き添い者がピタリとついて面倒を見ておいでの方」の数が多いのに驚きました。多分そのような方は,平素は<STAY HOME >。「ワクチン接種」のような必要不可欠の時にのみ、やむなく外出をされておいでなのだなと,納得しました。元気でいることの難しさを再認識したひとときでした。

番外編。ワタミのキャンペーンで「接種2回完了の方、半年間何回でも,来店時生ビール等一杯無料サービス」実施とか。行ってみようかな?

と言うことですが、それやこれやの前に、みなさんの「無事2回接種完了と“副反応”無し」を願って、筆を置きます。

著者プロフィール

小泉武衡

職歴
 元 寺田倉庫株式会社 取締役


1964年より「物流業」に携わり、変化する“各時代の物流”を体得するとともに、新たな取り組みとして「トランクルーム」や「トータル・リファー・システム(品質優先ワイン取扱い)」事業に力を入れてきました。さらに、営業・企画・渉外・広報棟ほか、倉庫スペースを利用した「イベント事業責任者」などを歴任し、旧施設の新たな活用、地域開発、水辺周辺の活性化に尽力してまいりました。

無料診断、お問い合わせフォームへ