(吉川社長) 行政の助成金・補助金の対応だが、もう少しフレキシブルにできないものか。例えば平成12年頃より大型販売各社がプロペラシャフトを拘束するセンターブレーキ式からエキスパンダーによりブレーキドラムを拘束するホイルパーク式に駐車ブレーキを変更した。そのためエキスパンダーの故障などで1つのタイヤに強制的にブレーキがかかる事案が多発し、場合によっては車両火災が発生している。
またパンクがわからず走行し、パンクしたタイヤの脱落や車両火災の発生となっている。これを防ぐためTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)を装置すればよいのだが、これは義務化もされず、助成金の対象にもなっていない。省エネタイヤも燃費効果があるとして現在補助金の対象となっている国内メーカー商品は誤差程度の効果しか出ていないのに、外資系で確実に効果の出ているスーパーシングル(後輪のダブルタイヤをシングル化)は対象外だ。
補助金対象となる低公害車で、当社のタンクローリーではモデルサイズが合わないので型式認定を受けた車両のホイルベースを短縮して車検登録しているが、車検証に「改」マークがついたものは対象外とされた。低公害、省エネにしっかりと効果があり、助成・補助の理にかなったものには実行するようにしてほしい。
(聞き手:葉山明彦)