インタビューリレー「物流企業はいま!」

株式会社赤田運輸産業 赤田社長

物流企業トップに聞く ~物流企業はいま!(1)~

ILRS-NEWS Vol.398

経営スタッフと、長距離ドライバーの不足
岡山県ト協笠岡分会でトラックショーの研修に参加

株式会社赤田運輸産業  赤田社長

株式会社赤田運輸産業 赤田社長

― 御社にとっていま最も重要な経営課題は何か。

(赤田社長)経営スタッフとドライバーなど人財の採用・教育・育成についてです。経営スタッフに関しては、小規模な時は父が経営で私が現場を担当していました。そして、事業の拡大にあわせてそれぞれドライバーを採用していました。数年前に息子が入社し経営に参加する様になったころから若手を中心にスタッフをそろえ始めました。そこで、経営をアドバイスできる人財が必要だと考え、東京などからIターンやUターンする人や専門知識を持たれた定年退職の方などの募集を考え、岡山県産業振興財団プロ人材戦略マネージャーにも問い合わせているところです。ドライバーについては長距離ドライバーが応募して来ていません。北海道向けなど遠距離はモーダルシフトでフェリーを利用して対処していますが、ほとんどの輸送がトラックです。お客様の需要にお応えできる体制を構築するためにも、優良なドライバーの採用・教育が欠かせないと考えています。倉庫については中四国エリアの小回りの利く配送拠点として増強を図っています。倉庫作業員につきましては多少面接に来ていますが、これからも若い人財を採用していきたいと考えています。

― 昨年の運送約款の改定に対して御社はどのように対応したか。

(赤田社長)改定に沿って新たな標準約款にしました。これまでの一括料金表示から、積込み、輸送、卸し、付帯作業と分けて提示でき、待機時間についても明記できますので、我々運送事業者側にとっては非常に説明し易くなったと思っています。待ち時間の料金はまだ提示していませんが、今後もお客様にご理解いただけるよう説明していきたいと考えます。当社では中四国向けの配送拠点化を目指していますので、近距離が増えています。新料金をご説明させていただく事でお客様との話し合いもスムーズになり、良い方向に向かっています。

― ジャパントラックショー2018に期待することは。

(赤田社長)私は今回、初めてトラックショーに参加しますが、①未来的な車輌装備の見学、②安心安全な輸送社会の考え方と対応策、③来場する多くの仲間との情報交換の3点に期待しています。岡山県トラック協会笠岡分会の研修事業としてトラックショーに参加する計画を立てており、初日13時からセミナーを受講できるようプランを組んでいます。10人程度を目標に近く募集します。笠岡市は人口5万人弱の町にトラック事業者が43社あり、後継者不在の会社も増えてきています。今後、5年10年後の事業者の減少を考えるとお客様の輸送需要にお応えできるかどうか不安を覚えますが、AIなどの発達に期待しています。
(聞き手:葉山明彦)


株式会社赤田運輸産業(岡山県笠岡市港町1-14)
代表取締役社長 赤田博文
ホームページ http://akadatransport.co.jp/

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配信頻度:不定期
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