インタビューリレー「物流企業はいま!」

人材育成、社内大学で質を底上げ。トラックショー、女性向け省力化など提示を

物流企業トップに聞く ~物流企業はいま!(6)~
ILRS-NEWS Vol.403
 

TAKAIDOクールフロー(株) 飯田勇一 社長

― 御社にとって最も重要な経営課題は何か。

(飯田社長) 人材育成が最大の課題だ。生産性を上げるには、機械だけでは絶対無理で、採用も含め力を入れてきた。一人一人のレベルアップをはかっていくため、繰り返し指導をしているが、時間も金もかかる。3年前から若手の総合職を募集し、入社後1年間講座教育を行っている。

これを終了後フォローアップするため、今年度からスキルアップセミナーを年3回始めた。TAKAIDO大学と称して、20人ほどを対象とするが、新卒だけでなく一般職の中から職場推薦で総合職コースに編入をめざす人も受講してもらい、社全体の底上げをはかっていく。ただ受講した若手で不安感などからやめる人もいるので、TAKAIDO大学の同窓会を開いて、みんなで気持ちを共有できるような場も設けている。このほか幹部候補のセミナーも現場の副センター長クラスを対象に行っており、計数的な面を学んでもらっている。

― 昨年の運送約款の改定に対して御社はどのように対応したか。

(飯田社長) 当社は食品関係の取り扱いが多く、その業界の特性かもしれないが、従来から料金の提案書には集荷、仕分け、保管、配達など料金を分けて書いてきた。その意味で特段の変更はないが、お墨付きをいただいたことで、お客様にはさらにご理解を深めていただいたと思っており、交渉環境はよくなったと思っている。お客様も待機時間などからチャーターが長時間化してコストが上がるなど困っている面もあり、当社の物流センターの取り次ぎを増やしてほしいなどの要請も出ている。

― ジャパントラックショー2018に期待することは。

(飯田社長) 架装や現場機器などで使い勝手、利便性のあるアイデアや商品を紹介してほしい。例えばどの現場でも女性の進出が増える昨今、女性が働き易い、省力化したものの提示である。積み降ろしのリフトは一般化したがより女性の体格に合ったものとか、カーゴテナーは現状女性が運搬するには重くてたいへんなので軽量化したもの等々である。トラック本体も女性の視点では乗車位置などで改善の余地があり、そうした点の展示が増えればよい。
(聞き手:葉山明彦)


TAKAIDOクールフロー株式会社
東京都杉並区下高井戸5丁目4番45号

代表取締役 飯田勇
ホームページ  https://www.takaido.co.jp/

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