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改正貨物事業法が成立 「標準運賃は乗務員確保策」

トラックの乗務員を確保することで物流を滞らせないための改定貨物自動車運送事業法が8日、参議院本会議で全会一致により可決、成立した。

改定事業法により国交大臣は、適正な原価を基にした「標準的な運賃」を2024年3月末まで定めることができるようになる。物流を停滞させないためトラック乗務員を確保する必要があると認め、そして乗務員の確保のためには標準的な運賃が必要とも認めたのが改定事業法の要旨だ。「新自由主義的」(法案提出議員)な運賃制度からの転換点なのは間違いないものの、標準運賃はあくまで時限的な扱いにとどまる。

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