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日通総研 10~12月の輸出入見通し 航空・海上で改善傾向もマイナス継続

Daily Cargo  2020年11月6日掲載

 

日通総合研究所が発表した「企業物流短期動向調査」(短観、9月調査)によると、10~12月期の輸出入の荷動きは、航空・海上の輸出入ともに改善傾向にあるものの大幅なマイナスが続く見込み。荷動き指数(荷主の回答割合で「増加」から「減少」を引いた数値)は、外貿(海上)コンテナと国際航空の輸出入、全4モードでマイナスが続く。国際航空の輸入を除き、指数のマイナス幅は縮小するが、引き続き減少傾向が継続するとの見通しだ。

「日通総研短観」は荷主の物流担当者を対象に、四半期ベースでの出荷状況をアンケート方式で行っている。前四半期実績と当四半期見込みについて、対前年同期比で「増加」「横ばい」「減少」で回答を得て、「増加」から「減少」の割合を引いた数を「荷動き指数」とする。全国の2500企業(製造業13業種、卸売業2業種)を対象にアンケートを実施し、今回は35.5%に当たる888企業から回答を得た。

10~12月の荷動き指数をモード別に見ると、外貿コンテナの輸出はマイナス43(7~9月実績はマイナス51)、輸入はマイナス40(同マイナス47)。国際航空の輸出はマイナス41(同マイナス43)、輸入はマイナス42(同マイナス41)。国際航空の輸入以外の3モードは、7~9月に比べて荷動きが改善しそうだ。

10~12月見通しのモード別概況をみると、外貿コンテナの輸出は対アジア、対北米、対欧州でマイナス幅は縮小するも、全方面で減少が見込まれる。7~9月との比較では、「化学・プラスチック」「電気機械」など9業種で改善を見込む。外貿コンテナの輸入も全方面でマイナス。ただし、「非鉄」「精密機械」など12業種は改善を見込んでいる。
国際航空の輸出も全方面でマイナス。各方面で7~9月から若干の改善となった。7~9月との比較では、「精密機械」「繊維・衣服」など6業種が改善を見込む。国際航空の輸入も全方面でマイナス。「生産財卸」「繊維・衣服」など4業種で改善が見込まれる。


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