物流ウィークリー 編集長のこの1本!

ロボット技術の現状 技術面は実用可能、システム面に課題

政府の成長戦略実行計画(令和2年7月17日閣議決定)における低速・小型の自動配送ロボットの社会実装に向けた遠隔監視・操作型の公道走行実証が活発化している。早ければ2021年度中にも、公道での無人配送が可能になるかもしれないが、こうした自動配送などのロボット技術は実際にどのくらいのレベルに達しているのだろうか。

物流での自動運転やドローンなどの実用化はまだまだ先の話だと思っている人は少なくないのではないだろうか。労働人口が減少するなか、宅配需要が急増し、新型コロナウイルスの影響もあって、非対面・非接触といった対応が求められている。

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