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米国6都市で物流業務の教育訓練 プロロジス

Daily Cargo  2021年10月1日掲載


プロロジスは先月29日、米国の6都市で物流業務の教育訓練プログラムを開講すると発表した。計1万人に運輸・配送・物流分野のトレーニングを実施する。また、2021年末までに同国9都市で新たにプログラムを開始する。物流分野で仕事を探す求職者の教育機会を提供する。

同プログラムは、同国で労働力や教育の転換を推進するJFEと提携してプロロジスが18年に開始したカスタマーサービスの向上と地域社会の活性化に向けた取り組み「コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ(CWI)」の一環として実施する。テキサス州・ダラズ、カリフォルニア州・トレイシー、同・ロングビーチ、イリノイ州・シカゴ、ネバダ州・ラスベガス、ジョージア州・アトランタの6都市で開講する。CWIの取り組みでは「25年までに2万5000人のトレーニングを実施する」という目標を掲げており、年末までには9都市で実施する。

プロロジスの教育プログラムはオンラインで提供している。完全モバイル対応で最新のテクノロジーを取り入れたカリキュラムという。コロナ禍以降、数千人がアクセスした。全米各地の地元の非営利組織と連携して、より効果的により多くの求職者を支援している。

同社のハミード・R・モガダム会長兼CEOは、「すぐに働けるスキルのある人材は、当社カスタマーの間でもかつてないほど需要が高まっている。このプログラムはキャリアの創出にとどまらず、当社が事業展開する地域コミュニティを強くするとともに、物流業界が健全で回復力を持った産業であり続けるよう長期的に支えることができる」とコメントしている。


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