英物流企業ペンタゴンを買収　JASワールドワイド

Daily Cargo  2025年8月4日掲載

JASワールドワイド（本社＝米国アトランタ、以下、JAS）は7月27日、英国の物流企業ペンタゴン・フレイト・サービシーズ（以下、ペンダゴン）の買収を発表した。両社で株式売買契約を締結しており、年内に買収手続きが完了する予定という。

ペンタゴンは1974年の設立で、世界各地に65拠点を有する。従業員数は1200人以上。石油・ガス、エネルギー、海洋関連、建設などの産業向けに国際輸送やプロジェクトカーゴなどのサービスを提供している。JASはペンタゴンの買収により、同社が得意とする分野でのプレゼンス強化を図るとしている。また両社のネットワークやソリューションを組み合わせて、新たなビジネス機会の創出、顧客への価値提供の拡大につなげるとしている。

JASのマルコ・レバッフィCEO兼社長は「ペンタゴンの買収は当社の戦略的目標を補完するもので、石油・ガス、海洋、建設、エネルギー業界向けに高度に専門化された物流ソリューションを提供する能力を大きく向上することになる」などとコメントしている。

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