徒然日記

「500」のあれとこれ

2020年4月8日

『徒然日記』 

 

この「ILR&S-News」の今号が<500号>です。毎週水曜日発行ですから<500×7÷365≓9.6>。およそ9年半と言うことになります。一度も休まなかった「クッキー編集長」お疲れ様です。

ということで始めましたが、一月前にこの欄で「新型コロナウイルス考」を書きました。ところが、「もう収まっているだろう」どころか、ますます状況が悪化しています。そのような時勢ですので、「馬鹿なこと書いてるんじゃないよ!」というご批判もあると思いますが、世の中の厳しい状況をわかっている上で、「それとは違うカゼを送ってみたい」という思いから、「非常識!」のそしりを意識しつつ、発信させていただきます。文責は、すべてわたくしにあります。

そのようなことですが、隔週顔出しさせていただいているこの私、「編集長」を脅迫して<100号>から当<500号>に至る「節目の回」に、執筆させていただいていますが、それぞれの回で、何を書いたかにご興味をお持ちの方は、まずいらっしゃらないと思いますので、さっそく<500>に進みます。

まず<500>の「位置づけ」ですが、<1000>そして<2000>へと進んでゆく上での「一里塚」だと思います。したがって、この<ILR&S-News>も<500号>は通過点で、今後はさらに「号数」を積み重ねて行くと思います。回を重ねて<1000回>。残念ながらその頃私は、号数通りの<千の風>になって、遠くから眺めているのみです(涙)。

感慨にひたらずに進みます。次に思うに、<500>は「なかなか成し遂げられないに、数字に到達した」と言う快挙をたたえる数字でもあります。

スポーツの世界での例をあげると、素晴らしい記録があります。ご存じ「プロ野球選手のホームラン数」です。かの王貞治選手の<868本>は、金字塔として輝いています。<756本>が世界記録(当時の記録、ハンク・アーロン選手の755本を抜く)と言うことで、巨人戦が行われている各球場に何度か足を運びました。私としましては、「今日はないだろう」と思い、川崎球場近くの居酒屋でテレビを見ていたら、なんと「打っちゃった!」でした。しかしながら、日本プロ野球では、ホームラン500本以上の選手は、わずか8人しかいません。(松井秀喜選手の日米通算507本も別途ありますが)。しかるに、その記録はすべて引退した選手のもので、現役最高は西武の中村剛也選手(「おかわり君」でおなじみ)の<415本>ですから、次の<500>越えが待たれます。

そしてその次は・・・?清宮孝太郎頑張れ、あと853本だ!(熱烈ファンより)

そして、「あれから500年」という節目の年が有ります。覚えやすい数字で、「西暦1600年の関ヶ原の合戦」があります。徳川家康軍(東軍)が、石田三成軍(西軍)に大勝した年として有名で、確か20年前には、「あれから400年」と言うことで、話題に上っていました。それで調べてみましたが、日本史には、取り上げるような「記念すべき、あれから500年」はありませんでした。それじゃあ、世界史?と思い年表を眺めていましたが、有りました。「1520年。マゼランがマゼラン海峡を発見」(注:南アメリカ大陸南端とフエゴ島とを隔てる海峡。太平洋と大西洋を結ぶ。全長550km、幅3~30km)と言うことですが、「それから500年」でのご興味をいただけそうもないので、次の「<500>探し」に移ります。

世界最大のモータースポーツイベントとも呼ばれる「インディ500(インディアナポリス500マイルレース)」がありました。観客動員数は、決勝日だけで30万人を超えると言われています。今年2020年が104回目の開催となる歴史のあるレースです。残念ながら、昨年は3位に終わってしまった佐藤琢磨選手が、2017年に日本人として初めて優勝しました。今年は5月25日(月)(日本時間)開催予定ですので、佐藤選手の雪辱に期待したいところですが、東へ1千キロ弱でニューヨークですから、今年の開催は極めて厳しい状況ですね。

というところで、「500」にまつわる話しを終わろうと思いましたが、あっ!ぱっとひらめきました。<500円玉>です。以前に、野際陽子さんが<500円玉>を33年間で、300万円貯めて、少し足して「グランドピアノ」を買ったと言う話しをされていました。さらに、嵐の二宮和也さんが1年ほど前に、「<80万円>貯めた」と話されていましたが、あの<500円玉>って、「貯めてみたい」と思わせる、存在感というか親近感というか、持っていたい・・・という思いがしますね。世の中には「500円玉を貯める方法」などと言う「ハウツー本」がいくつも出ているようです。

そのお陰というか、そのせいというか?「500円札(紙幣)」は、1957年(昭和46年)に発行停止となり、1994年(平成6年)に支払不可となりました。岩倉具視さんは、草葉の陰で、悲しんでおいでだと思いますが、オークションで「1000円~5000円」で落札されているようですので、「岩倉死すとも<500円札>は死せず」でしょうか。

ということで終わりますが、すこしは「新型コロナウイルスからの一時逃避的気分」のお役に立ちましたでしょうか?

みなさんが、『3つの密』を避けて、「『熱』なし『味』わかる状態」で過ごされることをお祈りしています。勿論私も努力します。えっ「バカはかぜひかない」?それを言っちゃあ、おしまいよ!!

著者プロフィール

小泉武衡

職歴
 元 寺田倉庫株式会社 取締役


1964年より「物流業」に携わり、変化する“各時代の物流”を体得するとともに、新たな取り組みとして「トランクルーム」や「トータル・リファー・システム(品質優先ワイン取扱い)」事業に力を入れてきました。さらに、営業・企画・渉外・広報棟ほか、倉庫スペースを利用した「イベント事業責任者」などを歴任し、旧施設の新たな活用、地域開発、水辺周辺の活性化に尽力してまいりました。

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