徒然日記

「新型コロナウイルス」はいずこ?

2020年7月1日

『徒然日記』 

 

前回は「新型コロナウイルス騒動」の終息を願って終わりましたが、この原稿を書いている時点では、東京都の感染者数が連日50名越えて高止まりをしており、まだまだ楽観は許されない状況です。

しかしながら、政府は6月18日、新型コロナウイルスの対策本部会合を開き、都道府県境をまたぐ移動の自粛要請を翌19日から全面的に解除。イベントの人数上限も千人に緩和し、プロスポーツは無観客で認め、プロ野球も6月19日に開幕しました。70年来の「某チームファン」である私は、早速大枚<1,650円/月額>を払って、ネット中継の契約をして、しっかりと見ています。

そうした中で、「自粛解除」が出ましたので、神奈川県横浜市民も早速県をまたいで、当・国際物流総合研究所に足を運びました。電車の乗るのは、なんと2ヶ月半振りでしたが、その経験で自信をつけて、それ以後は平常心で、何度も公共交通機関を利用しています。

そのことも含めて、この「新型コロナウィルス騒動」のお陰(せい!)で、善し悪しはあるとしても、これまでとは違ったいろいろなことを見聞きし、体験しました。皆様はいかがでしょうか?

「企業の存続がかかっている時に、ノー天気なことを言っているんじゃねえよ!」と言うお叱りもあると思いますが、お許し頂いて(そのつもりで)、「私の『未曾有の経験談』」(全くそれほどではありませんが)を書かせて頂きます。

はじめに、今回のこの騒動で出てきた、あれこれの言葉が、多分今年の「流行語大賞」に目白押しで名を連ねると思いますので、順不同で思いつくままに「候補作」を書き出してみます。

「緊急事態宣言」、「テレワーク」、「Zoom会議」、「STAY HOME」、「在宅勤務」、「ソーシャルディスタンス」、「特別定額給付金」、「持続化給付金」、「PCR」、「抗原」、「抗体」、「2次波」、「3次波」、「WHO」、「テドロス事務局長」、「武漢」、「三密」、「クラスター」、「オーバーシュート」、「ロックダウン」、「パンデミック」、「アマビエ」、「アラート」、「アビガン」、「志村けん」、「岡江久美子」、「石田純一」、「新宿一丁目」、「昼カラ」、・・・等々。皆さんは、これらの言葉をどこまで見聞きされておいででしょうか。主役の「新型コロナウィルス」は別格です。

「まだまだ、あるじゃないの」という、ご指摘を受けそうですが、この話題は、ここまでとさせて頂き、次に進みます。

なんと言っても、私の一番の経験は、<STAY HOME>です。現時点では「新型コロナウイルス感染者」の多くが「20代~30代」という情報がありますが、当初は「年寄りは特に外出を控えるように」と言う「お上のお達し」でしたので、たまに近所のスーパーに「お酒(小声で)」を買いに行く以外は、外出を控えておりましたので、当研究所の代表首席研究員某氏(一人しかいませんのでおわかりですよね)が、毎日欠かさず「一万歩以上のウォーキング」(時として「二万歩越え」)と言う素晴らしい「実績」を積み重ねておいでなのとは「対角線上」にあって、「食っちゃ飲んじゃ寝ちゃ」の毎日を送っていますので、「ウォーキング」はゼロに近いような日々です。(そうした中での体重管理については、前回に触れました)

そのようなことで、我が「超運動不足」を分かっておいでの、懇意にしている民生委員の方(同じ団地住まい)が、我が家の郵便受けに「ロコモ予防におススメの運動『ハマトレ』」の冊子を入れていってくれました。簡単な5つの運動なのですが、「これだけで満足していてはいけない」と、さらにシビアなトレーニングを志向していますが、いまだに「それだ!」が見つかっておらず、「対策ゼロ」のままです。アドバイス頂けましたら、早速に実行いたします。

「在宅勤務」や「Zoom会議」にも参加しましたが、<IRL&S-News>をご覧の皆様のほうが遙かに経験豊富で、多くの「実績」をお持ちだと思いますので、私は発言を遠慮させていただきます。

「コロナ禍」の中での「外出」と言えば、まず頭に浮かぶのが「マスク」です。感染が問題視された当初、マスクを求めて、連日薬局の前に並び(すべて空振り)ましたが、今では簡単に手に入り、値崩れや山積みの不良在庫となっているようです。最近では、「不織布のマスク」の他に、夏用マスクはじめとして、趣向を凝らしたマスクをTVや巷などで拝見しています。

そうしたなかで、「ナンシー・ペロシ:アメリカ下院議長」のマスクが.国際的に話題を呼んでいます。【ピンクのスーツに同色のマスク、ブルーのスーツに青を基調にしたチェックのマスクなど、装いと色柄をコーディネートしたカラフルなマスクをつけて、国民に着用を促し続けているのです。(中略)ペロシのマスクは「社会的善」に関心の高い世代にも人気を博しています】(読売新聞)ということで、今やマスクが、ファッション上で「重視しなければならない大事なポイント」になっています。それはある意味、「新型コロナウィルス」から生まれた「思ってもいなかった副産物」だと思います。

「ニクソンショック」「オイルショック」「リーマンショック」、そして今回の「コロナショック」。そのような経験の中から、我々は、「より強く、賢くなるための方策」を学んで行かなければなりません。

10万円はまだ頂戴していませんが、明るく前向きに、明日に向かって歩を進めていきたいと思います。これって楽観的すぎますか?

著者プロフィール

小泉武衡

職歴
 元 寺田倉庫株式会社 取締役


1964年より「物流業」に携わり、変化する“各時代の物流”を体得するとともに、新たな取り組みとして「トランクルーム」や「トータル・リファー・システム(品質優先ワイン取扱い)」事業に力を入れてきました。さらに、営業・企画・渉外・広報棟ほか、倉庫スペースを利用した「イベント事業責任者」などを歴任し、旧施設の新たな活用、地域開発、水辺周辺の活性化に尽力してまいりました。

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