インタビューリレー「物流企業はいま!」

開真産業株式会社 海原社長

物流企業トップに聞く ~物流企業はいま!(4)

ILRS-NEWS Vol.401

人手不足、外国人研修の導入も必要
トラックショー、幅広い物流関連の展示を

開真産業株式会社  オフィス

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― 御社にとっていま最も重要な経営課題は何か。

(海原社長) すでに構造的な問題となっているが人手不足だ。人がまったく入ってこない。現有社員はやめはしないが高齢化が進み、病気や入院などあると代わりがいなく体制として非常に危うい。ネットでうまく採用している社が話題になるが、おそらく多くの社のうち1~2社だろう。

 

そもそも一般的に求職する若者のうち、運送業に入りたいのはごく一部ではないか。ドライバーは全体的に減っており、いまのままでは増えることはまずない。建設業は外国人を研修のような形で戦力にしているが、運送業も外国人ドライバーの研修制度を、事故などのリスク管理も含め作っていくべきではないか。

― 昨年の運送約款の改定に対して御社はどのように対応したか。

(海原社長) 新約款を出したら価格が上がるのでなく、問題は荷主が物流コストを上げるつもりがあるか如何だ。例えば元請となる物流子会社に利益を出させないならば、我々には利益が来ない。タイミングとしては、車両を入れ替える時に新車購入してリース料を値上げしていただけるなら取り引きは継続するが、上げていただけないなら我々もデーラーに払えないためやめるということになる。

― ジャパントラックショー2018に期待することは。

(海原社長) 大手メーカーの新車の情報提示はもちろん大事だが、路線業者に比べ2トン車を運行する我々はもっとすそ野で付帯する物流関連に関心がある。例えばフォークリフトや荷役軽減関係など現場のサポート機器、さらに枠を広げれば倉庫関係の種目も入ってくる。また鉄道や船とのマルチモーダルとか労災・医療補助などソフト面の新たな情報も欲しい。トラックだけでなく物流に関連する幅広い展示がされるのを期待したい。
(聞き手:葉山明彦)


開真産業株式会社(東京都大田区萩中1-6-22)
代表取締役 海原俊治
ホームページ http://www.kaishinsangyo.com/index.html

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配信頻度:不定期
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