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旭運輸 生体データ収集で体調リモート管理 コロナ禍の熱中症対策で

Daily Cargo  2020年7月14日掲載

 

旭運輸は13日、熱中症対策として、現場の作業者の心拍数や体温などの生体データを収集・分析し、体調をリモート管理すると発表した。シャツタイプやウォッチタイプの専用ウェアラブル端末で生体データを集め、気温や湿度などをクラウド上で分析、AI(人工知能)により、リアルタイムで作業リスクや体調の変化を検知する。新型コロナウイルスの影響の長期化が懸念される中、新たな対策で、猛暑到来に備える。

同社は名古屋港で、自動車船への輸出完成車の船積みやバンプールでの空コンテナ搬出入、倉庫作業などを行っている。これまでは水分・塩分補給品の支給や「WBGT(暑さ指数)」計測器の配置などの対策をしてきたが、「今年は新型コロナ予防策でマスクを着用するため、熱中症の発生リスクが高まることが懸念される」(同社)として、「新たにIoT(モノのインターネット)技術を活用し、直接社員の体調管理を行う熱中症対策を行う」(同)。

ウェアラブル端末で収集した心拍数や体温などを分析し、個人ごとにそれらの正常な範囲を把握しながら、作業場付近の気象データをクラウド上で分析し、AIを使って、リアルタイムで暑熱環境下での作業リスクなどを検知する。熱中症になる危険な兆候をいち早く察知でき、作業者や管理者に適宜、警告を発したり、休憩などを促す。

同社はさらに、「作業現場の特性に合わせて、保冷剤を装着した冷却ベストや空冷ファン付き空調ベストのトライアル導入も行っており、コロナ禍の厳しい環境でも、無事故・無災害の取り組みを加速させていく」としている。


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