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冷蔵冷凍倉庫型自動フォーク導入 ニチレイロジ

Daily Cargo  2021年6月15日掲載

 

ニチレイロジグループ本社は14日、グループ会社のニチレイ・ロジスティクス関西の大阪埠頭物流センターで冷蔵冷凍倉庫型自動運転フォークリフトを導入したと発表した。三菱重工業と同社グループの三菱ロジスネクストと共同開発したもの。

今回導入した機器は、庫内レイアウトを固定化する磁気誘導方式ではなく、レーザー誘導方式を用いた三菱ロジスネクスト独自の無人フォークリフト「PLATTER Auto」を活用している。タブレット端末で搬送先を指定すると荷物の動きにあわせて自動で垂直搬送機からパレットをとり、自動扉と交信して開閉を制御しながら冷蔵冷凍部屋間(マイナス10度~プラス2度)を移動し搬送することが可能。有人フォークリフトに近い柔軟な作業性を実現し、作業者の負担を軽減につながるとしている。

ニチレイロジ、三菱重工業、三菱ロジスネクストの3社は2020年3月から大阪埠頭物流センターで実証実験を行い、今年3月にマイナス10度の環境下での稼働を開始。今後はマイナス25度の環境下で使用可能な機器の開発を進めるとしている。


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