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GROUND、オートバックスセブンの物流基盤構築支援

Daily Cargo  2022年1月27日掲載

 

搬送システムなど物流ソリューションのGROUNDは26日、自動車用品の販売などを手掛けるオートバックスセブンと同社の物流基盤の構築支援で中長期的な業務提携契約を締結したと発表した。GROUNDが同社の物流施設統合管理・最適化システム「GWES」を提供し、オートバックスセブンの物流デジタルトランスフォーメーションを推進する。2026年末までに同社の在庫を約20%削減し、事業資産の効率化を図るとともに、新たに小口配送物流の構築も目指す。

GROUNDが、GWESと専門的なノウハウや知見をオートバックスセブンに提供。在庫の可視化と在庫効率の改善・最適化、データにもとづく需要予測の構築、複数物流施設間での在庫と在庫情報の共有、小口配送物流の構築に取り組む。

GWESは20年9月に提供を開始したAI(人工知能)物流ソフトウェア「DyAS(ディアス)」で培ったノウハウをもとに、新たに機能を開発・追加、拡充したパッケージシステムだ。WMS(倉庫管理システム)やWCS(倉庫制御システム)などのソフトウェア、ロボット、マテハンなどのハードウェアをシームレスに統合し、物流データの一元管理や施設全体の可視化を実現する。AIとの組み合わせにより、物流データの解析から業務最適化に向けた解を提示する。

今回は、オートバックスグループの全国600店舗へ出荷するカー用品を格納する「東日本ロジスティクスセンター」と「西日本ロジスティクスセンター」に提供する。在庫の可視化と在庫効率の改善・最適化を図る。GWESの活用で物流施設内の在庫数や保管期間、商品ごとの保管コストなどの算定を可能とし、物流施設経営や商品調達の適切かつスピーディな意思決定を目指す。さらに同グループ店舗のPOS(販売時点情報管理システム)データ、在庫情報、販売企画情報や季節要因など各種マーケットデータを利活用した需要予測システムを企画・構築する。これにより物流施設の仕入れや入庫を最適化する。

新設予定の小口配送に特化する「eコマース(EC)物流センター」など複数拠点間の在庫や在庫情報を共有し、在庫最適化と配送のスマート化も図る。今後はオートバックスセブンのEC事業の拡大、利益管理と在庫管理を目指し、GWESをはじめとする専門的知見とノウハウを活用してEC物流センターの企画と小口配送物流の構築に取り組む。

オートバックスセブンの小林喜夫巳代表取締役社長執行役員は、今回の業務提携について「GROUNDのノウハウと技術を共有いただきながら、物流基盤の改革を推進して、事業資産の効率化を図っていきたい。GROUNDにとっても当社との提携で自らの事業拡大につなげていただきたい」とコメントしている。


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