大韓航空 仁川上屋刷新、処理能力25%超増へ 自動化設備を導入
Daily Cargo 2026年10月22日掲載
大韓航空は21日、仁川国際空港の貨物ターミナルの大規模改修を完了したと発表した。AGV(無人搬送車)や新たなETV(昇降式スタッカークレーン)を導入し、荷役の自動化を推進。上屋全体の貨物処理能力は従来比25%超増加する見込みで、作業効率や定時性の向上につなげる。
改修は2025年6月から26年9月にかけ、貨物ハンドリングを継続しながら実施した。コンテナやパレットを多層ラックに搬送・搬出するETVを刷新したほか、AGVを新規導入した。
ユニット・ロード・デバイス(ULD)に積み付け済みの貨物をトラックから航空機側へ直接搬送するバイパス施設は、従来の1ラインから自動搬送の2ラインに拡張。新たなETVと連携させ、ULDの処理能力を毎時18個から30個に引き上げた。また、スペシャルカーゴに対応する専用施設の拡充も進めている。
大型設備の自動化を通じて、人手による貨物の取り扱いを減らし、作業事故のリスク低減を図った。冬場の作業環境を改善する空調設備の設置や、LED照明への交換も実施した。
同社は米ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港でも貨物ターミナルの近代化を進めており、27年の完成を目指す。
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