徒然日記

近頃の「新型コロナウイルス問題」と私

2020年8月12日

『徒然日記』 

 

「コロナ騒動」は、一向に終焉に向かっているようには思えません.と言うよりも「第二波」「第三波」がむしろ現実味を帯びてきています。

そのような中で、私にできることと言えば、「マスク・手洗い・三密からの逃避」を守ることで、「感染者の数に加わらないための自己管理」を心がけていますが、反省の意味も含めて、前回のこの「徒然日記」からの約2週間の諸々を振り返ってみたいと思います。

まずは私事。今月初めの数日間、あるイベントと初日にそのレセプションが東京都心の某ホテルでありました。かの<Go To トラベル>がスタートしましたので、大丈夫と言う思いから「参加」の返事をしましたが、間近になって、東京都は連日多数の感染者が出るという状況になりましたので、参加の是非を悩みました。

実は私、このイベントとレセプションには、30数年毎年参加しています。世界の各地からの方を含めて、千数百人の参加者がありますので、様々なジャンルの素晴らしい方々と知り合いになります。そのようなことですが、大ホールでの立食パーティーなので、ロートルとしては感染が心配でしたので、親しくしているイベント主催者に問い合わせをしました。

その答えとして、「今年は限定650人を4室に分けてテーブルに着席、料理も当然1人ずつ。しかも今年は記念イベントなので、後援各社の社長さんも参加」という、魅力的な返事が返ってきました。

その後に「後援航空会社」から、航空機利用時に頂戴するおなじみの「搭乗券(お座席番号)」が送られてきて「ソーシャルディスタンスは確保。主催者と会場ホテルも、ウイルスコロナ対策に万全を期しているので安心してお越しください」というコメントがありました。

「行くべきか?行かざるべきか?」再度悩んだ末に、断腸の思いで「欠席」しました。その結果ですが、10日あまり経過した現時点では「クラスター発生」の報道はありませんので、自分の欠席は残念でしたが、「良かった!」と安堵しています。

実は私、この歳にして「ダイビング」を趣味にしており、南の島には良く出かけていますが、このような時節ですので、諸々の離島は大変なことになっています。

その筆頭は「与論島」(鹿児島県)です。人口約五千の同島は感染拡大に揺れています。【8月8日、本町において新型コロナウイルス感染者は確認されませんでした。7月22日から8月8日までに本町で確認された感染者は55名です。(中略)。「新しい生活様式」を日常生活の中に取り入れ、身の回りの大事な人を守るための対策を講じてください(与論町新型コロナウイルス感染症対策本部)】とありました。さらに、親しくしている同町の職員からも悲痛な叫びが聞こえてきました。そのような中ですので、無神経な私でも、「その報道のせいで『与論島(ヨロントウ)』ではなく、正しく『ヨロンジマ』と読んでもらえましたね」とは、口が裂けても言えませんでした(言っちゃってますね!?取り消します)。彼からは先日「誰もいないヨロンブルーの海」の写真が送られてきました。知っている賑わいとの極端な落差に、ショックを受けました。

感染者ゼロであった沖縄県の宮古島でも、7月29日に初めての感染者が出ました。【新型コロナウイルスの感染者が宮古島市で初確認されたことを受けて、イベントの中止や延期が相次いでいる。来年1月の宮古島100キロワイドーマラソンも中止が検討される見通しだ(宮古毎日新聞)】。石垣島でも感染者が増えています。最西端の与那国島も心配です。

今月7日の政府有識者による「新型コロナウイルス感染症対策分科会」で、6つの項目の指標から、感染状況を「⒋ステージ」に整理しました。200人台から、このところ300人~400人台の感染者が連日出ている東京都は、現時点で、一部が「体制強化が必要である」という、上から二番目の「ステージ3」でした。

そうした中で、今年の場合、11日と12日を休むと8日(土)から<9連休>の「お盆休み」となり、例年ですと多くの皆さんは故郷への帰省をし「民族大移動」となりますが、今年はどうなのでしょうか?

そのことに関連した「LINEリサーチ」の事前調査によると、【「実家に行く・滞在する<44%>」、「連絡すると思うがまだ方法は決めていない<18%>」、「電話する<15%>」、「LINEでメッセージを送る<13%>」と言う結果だったそうですが、居住地と実家が同じ県内にある人が多いそうですので、「GotoTravel」とまではいっていないと思います。

9日の新聞の見出しには、早速「お盆帰省閑散」とありましたが、皆様は「どの区分」に属されますか?(ましたか?)。

現在は横浜在住の私ですが、一応「江戸っ子の端くれ」ですので、お盆は<7月13日から>でしたが、菩提寺からの連絡で、なるべく墓参は控えて欲しいと言うことでしたので、お布施とお塔婆料を郵送することで、お許しいただきました(と思っています)。

そして、これまでは「夜の街」や「集団会食」によるいわゆる「クラスター」が1位と2位でしたが、最近では「家庭内感染」の率が、それらを抜いて第1位になったようです。

梅雨明けで、本格的な夏となりましたが、気象庁から「熱中症アラート」が発令され、「コロナ」と共に「『マスク』+『真夏日』=『熱中症』」の危険度がプラスされました。

いましばし、「外出を控え、気を抜かずに自己管理に努める」(ビー・アラート)ですね。

著者プロフィール

小泉武衡

職歴
 元 寺田倉庫株式会社 取締役


1964年より「物流業」に携わり、変化する“各時代の物流”を体得するとともに、新たな取り組みとして「トランクルーム」や「トータル・リファー・システム(品質優先ワイン取扱い)」事業に力を入れてきました。さらに、営業・企画・渉外・広報棟ほか、倉庫スペースを利用した「イベント事業責任者」などを歴任し、旧施設の新たな活用、地域開発、水辺周辺の活性化に尽力してまいりました。

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