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京都・京田辺で物流施設着工 オリックス不動産

Daily Cargo  2022年8月29日掲載


オリックス不動産は26日、京都府京田辺市でマルチテナント型物流施設「京田辺ロジスティクスセンター」を着工したと発表した。地上3階建て・敷地面積約1万2000平方メートル、延べ床面積2万平方メートル。今月着工、2023年9月竣工予定だ。

同施設は、京奈和自動車道「田辺西インターチェンジ(IC)」から0.6キロ、第二京阪道路「枚方東IC」から3.9キロに位置する。周辺に工場が立ち並ぶ田辺西工業団地区に開発する。京都・大阪エリアなどを含む、関西エリアへの広域配送が可能だ。27年度には、新名神高速道路の全線開通が予定されており、東日本と西日本の結束点としてさらなる交通利便性向上が期待できるという。

最少区画9700平方メートルから、最大2テナントまで入居可能。1階には最大19台が同時接車できるバースを備える。梁下有効高5.5メートルを確保し、荷物用エレベーター2基・垂直搬送機2基を実装する。

屋上には、太陽光発電設備を設置するほか、天候の影響や夜間など発電量が不足する場合にもオリックスより非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給する。入居テナントは100%再生可能エネルギー由来の電力を利用できる。また、敷地内には電気自動車充電スタンドも設置する。


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