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マレーシアで温度管理センター増設 国分グループ本社

Daily Cargo  2023年5月31日掲載

 

国分グループ本社は26日、マレーシアで物流事業を展開するコクブフードロジスティクス・マレーシアが同国クアラルンプール近郊に3温度帯の物流センターを増設したと発表した。延べ床面積約1万6880平方メートル。マイナス18度~マイナス25度の冷凍、0~8度の冷蔵、15~25度の定温と常温に対応する。

1日に稼働した。冷凍4590平方メートル、冷蔵1700平方メートル、定温・常温5800平方メートルで、事務所などが2200平方メートル。アイスクリームなど厳密な温度管理が必要な冷凍品の保管も可能で、冷蔵エリアは仕分けスペースを備え、通過型センターの機能も持つ。冷蔵・冷凍加工品、米、油、チョコレートなどの常温・定温品や青果などに対応する。

コクブフードロジスティクス・マレーシアは、国分グループと、同国で約120店舗を展開する回転寿司チェーンSUSHI KINGを運営するTexchemグループの低温物流合弁会社。2016年に設立され、同国セランゴール州に本社を置き、外食・小売り事業者向けの物流を展開している。国分グループは20年、クアラルンプール郊外に温度管理センターを開設しており、今回、需要増加を受けて低温倉庫を増設。合計の保管能力を1万3000パレットから1万8000パレットに拡大した。新センターの概要は次のとおり。

名称=K&KFLM Shah Alam Warehouse▽住所=Lot 22204,Jalan 33/52,Seksyen 33,40400 Shah Alam,Selangor,Malaysia


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