ルフトハンザ・グループ 夏季に短距離2万便減便、燃油高で運航見直し
Daily Cargo 2026年4月24日掲載
ルフトハンザ・グループは21日、イラン情勢の緊迫化以降にジェット燃料価格が倍増したことを受け、夏季スケジュール(2026年3月29日~10月24日)におけるグループ全体の運航計画を見直すと発表した。フランクフルト、ミュンヘン発着の不採算路線を中心に、10月までに短距離便2万便を減便する一方、チューリヒ、ウィーン、ブリュッセルでは既存路線を拡充する。減便により、4万トン超の燃料削減を見込む。
欧州域内ネットワークの再編は、フランクフルト、ミュンヘン、チューリヒ、ウィーン、ブリュッセル、ローマの6ハブで進める。長距離路線を含むグローバルネットワークへの接続は維持する方針だ。
今回の措置は短距離路線の見直しが中心で、供給量の減少は有効座席キロメートル(ASK)ベースで1%未満に抑える。
短期的な運航削減はすでに実施しており、5月末まで1日当たり120便を欠航する。フランクフルト―ビドゴシュチュ、ジェシュフ、スタヴァンゲルの3路線は一時運休とする。このほか一部路線は、グループ内の他ハブ経由に集約する。
6月以降の中期的な運航計画は現在見直し中で、4月下旬から5月初旬に公表する予定。ルフトハンザは夏季中の燃料供給はおおむね安定するとみており、現物調達や価格ヘッジで対応する。
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